天下一品江山

雲台山景勝地

雲台山はもともと金山と川を挟んで向こう側にあるため、「銀山」「銀台山」とも呼ばれている。その後、中国語の音韻が変化したため、「雲台山」という読み方に変わった。

雲台山の山頂に新しく築かれた雲台閣は宋代(960年~1279年)や元代(1271年~1368年)の建物を模倣したものだ。メインの楼閣は4階建てで、高さは31.5メートル、面積は1773.26平方メートルである。主閣、全堂の両側に回廊で連なる「二翁亭」と「聚明堂」があり、雲台閣の建築群となっている。

雲台閣に登ると、鎮江の山と川の景色が眺められる。雲台山は金山、北固山、焦山という「三山」と映り合い、北湖、長江が横たわり、鎮江の旧市街や新しい町とともに一望することができる。