レジャー都市

宝塔山公園

日中友好梅桜園がある宝塔山公園は、同時に鎮江市の国外関連イベントのテーマ公園でもある。園内には、中国の梅、日本の桜、アメリカのバラ、カナダのカエデなど、鎮江の7つの国際友好都市の市樹や市花がいたるところに植えられている。

園内の建築はバラエティに富んでおり、中国庭園スタイルもあれば、日本庭園の美しさもある。主な見どころとしては、僧枷塔、龔自珍詩碑、学士亭、紅梅閣、楠香亭、祈天池、桜花小筑などがある。

公園を楽しむのに最適なのは毎年2月から5月の季節だ。早春の季節になると、園内は数千株の梅の花が競うように咲いて満開となり、その柔い美しさで華麗の限りを尽くす。園内は春の色で満ち、梅見に訪れるのにはうってつけだ。ここでは4月が来るたび、うららかな春景色が広がり、穏やかな春の日には桜が盛りを迎える。枝の一本一本に至るまで鮮やかな花が鈴なりとなり、公園全体が花の海に沈む。人々にとって宝塔山公園で桜を愛でるのは大きな楽しみとなっている。

宝塔山公園は鎮江市区の眩い真珠である。園内は春の雰囲気に満ち、どこもかしこも緑が茂り、鳥の歌が響き、花が香る。ここでは四季を通して花開いており、植物の景観と人文の景観が相互に引き立て合うことで、上品な空気が漂っている。その風景は爽やかで心地よい。また、毎年数千人もの海外からの旅行客をもてなしており、友好公園のテーマを体現している。

「僧枷塔」

僧枷塔の建造は唐の時代(618年—907年)に始まった。明万歴(1595年前後)には鼎石山に移築され、鎮江東大門の重要な目印となった。塔は7重で、8つある側面はそれぞれ8つの方角を指しており、ひさしは密に重なり合っている。屋根はいずれも四角く、各層の屋根の四辺が少しずつずれるように重なっている。塔の壁は1m近くあり、木造構造の楼閣がレンガで再現されている。塔の高さは32.5mで、白石の須弥座で支えられている。四方には門が設けられており、周囲は塀で囲まれ、レンガで作られた山門と「古僧枷塔」の石額が立っている。

「喜雨潭」

喜雨潭が位置する環山水系は祈天池へと繋がっていて、折り重なる岩々を通り山へと抜けた水が喜雨潭へさらさらと流れ込み、人工の滝を作っている。湖畔には築山が設けられ、竹色をした観瀑亭が喜雨潭の中に佇んでいる。構想は精緻で、構造は特に優れている。

「桜花小筑」

「蔵」は倉敷市の典型的な建築であり、今では考古館として市の文化の重要なシンボルになっている。