レジャー都市

宝華山千華古村民俗文化街区

千華古村民俗文化街区は宝華山国家森林公園内に位置する。中核となるエリアの面積は4万平方メートル近く、メインストリートの長さは800メートルである。ここは乾隆帝が江南と宝華山を六度訪問したことを重要な文化的拠り所として、山、水、仏を一体に集め、市井文化、秦淮文化、仏教文化を融合させた場所である。ここを訪れれば、濃厚な明清時代の民俗風情をいたるところで、全ての瞬間に目にすることができるだろう。

千華古村民俗文化街区では、世の絶技、つまり変面、火吹き、人形芝居、古彩戯法などの伝統的な民俗プログラムを見ることができる。また、観光客たちは昔の市井の暮らしと同じ時間の流れに浸り、中国古代の民俗技芸の魅力を味わうことができる。

梢の上の仏閣は宝華鎮の古い町並みの南東に位置し、仏閣の中には東南アジアの四面仏が一つ安置されている。一木一草を傷つけないという原則に基づき、山が高くなるにつれて、山道及仏閣の建築を空中にかけわたし、木製桟道で建築を結びつけ、古色蒼然として汚染されていない。

千華古村から仏閣に向かうと、木製桟道を通る。木製桟道の両側は「如風」シリーズのインであり、山に合わせて木の部屋が少しずつ高くなり、観光地と渾然一体となっている。外から見ると中国の民家の伝統的な様式を残しており、前庭と裏庭があり、どの門にも禅のある名前がついている。全部で16の部屋があり、どれもユニークで、それぞれ長所がある。部屋の壁はすべて掃き出し窓で、四面とも壁がないように見えており、ここに住んでいると、まるで空中庭園に住んでいるかのように、原始的な雰囲気が漂っていた。